SHEIN発がん性物質は洗濯で落ちる?発がん性物質が見つかった商品はどうすればよい?

SHEIN 発がん性物質洗濯 ライフスタイル

SHEINの商品から発がん性物質が検出されたことで不安の声があがっていますね。

とりわけ今回は衣服類からも検出されたということで「どの服から検出されたの?」「最近もSHEINで服を注文しちゃった」といった声が見られます。

衣服から検出された発がん性物物質は洗濯で落ちるのか気になりますよね。

洗濯で落ちるのであればさほど心配いらないですから!

ということで今回は「SHEIN発がん性物質は洗濯で落ちる?発がん性物質が見つかった商品はどうすればよい?」というテーマで記事を書いてみましたのでぜひ最後までご覧くださいね。

 

SHEIN発がん性物質は洗濯で落ちる?

SHEIN 発がん性物質 洗濯

SHEINの商品から発がん性物質が検出されたようですが、検出された物質は洗濯をすれば取り除くことができるのでしょうか。

一度の選択で取り除かれるのであればさほど問題はないのですが、残念ながらなかなか取り除くのは難しいようです。

1999年と古いデータにはなりますが、オランダで行った実験では、10回洗濯を繰り返しても人体に影響のある染料が検出されたというデータもあります。

今から20年以上も前のため、洗濯機のレベルにも違いがあるはずですが、怖いですね。

発がん性物質にも様々な種類があります。

今回検出された物質の名称等は後程解説しますが、今回検出された物質は残念ながら水に溶けにくい性質のあるものですので、洗濯を一度したからといってすぐに取り除くことは難しいものです。

もちろん洗濯をしたあとのほうが付着している物質の量は少なくなると思いますが、完全に取り切るにはかなりの数洗濯をしなければならないでしょう。

そもそも発がん性物質は、触れたらすぐに人体に影響が出るというものではなく、長期間体内に取り込まれることでがんになってしまう確率を高めてしまうものです。

発がん性物質と聞くとすごく悪いもののように思ってしまいますが、衣類の場合では染料や防しわ加工などに使用する化学物質ですのでSHEINが特別使用しているような悪いものではありません。

購入した商品を身に着けるために新品の物を何度も何度も洗濯をするのは個人的には嫌だなと思ってしまいます。

今回の件をあまり気にしないと考える方は身に着ける前に一度洗濯をし、その後着てしまうのもよいかもしれません。

ただ、少しでも心配の気持ちがあるのであれば処分してしまうのがよいでしょう。

自分だったら処分してしまうかなと思います。そのほうが気持ちてきにすっきりするはずなので!

また、届いた商品を洗濯する際、他の商品と一緒に洗っても大丈夫かと心配される方もいらっしゃるかもしれませんね。

先述の通り、すべての物質を落とすことがそもそもにおいてできませんのであまり神経質になる必要はないのかなとも思ってしまいますがしかし、ここでも気になるようであれば分けて洗っておくとよいかもしれません。

 

SHEINで発がん性物質が検出された経緯

そもそもなぜ今回、発がん性物質を検出することができたのでしょうか。

今回検出された発がん性物質ですが、韓国のソウル市の調査によって検出されました。

ソウル市では、6月11日~7月11日までの1か月間、衣類品や化粧品、食品容器、衛生用品などあわせて330種類の商品において調査を行い、7月18日に結果を公表しました。

その結果として今回話題に挙げている衣類品から発がん性物質が検出されたほか、子供用のおもちゃなど計20種の商品から検出される結果となりました。

韓国ではSHEINだけでなく、TemuやAli Expressなどの商品を定期的に調査しているようです。

 

SHEINで発がん性物質が検出された商品はどれ?

今回発がん性物質が検出されたのは女性用の下着です。

細かな商品名などは公表されていませんでしたが、写真からは青い色をしたショーツであることはわかりました。

また、以前は子供用の服から発がん性物質が検出されたことで話題になりましたね。

今回はアパレル関連の物を紹介していますが、様々なジャンルの商品からも基準値を超える発がん性物質が検出されてしまったようです。

 

SHEINで検出された発がん性物質とは?

今回、女性用下着から検出されたのは、アリルアミンという物質です。

国際がん研究機関(IARC)では、アリルアミンを人体発がん物質として分類しています。

アリルアミンは化学染料として用いられるもののようですが、今回、韓国では基準値の2.9倍もの量が検出されました。

検出された商品が下着ですので、膀胱がんなどのリスクがあるようです。

また、以前子供服かんら検出されたのはホルムアルデヒドという物質です。

ホルムアルデヒドは皮膚障害や呼吸器障害などのリスクがあります。

アリルアミンは水に溶けにくいのですが、ホルムアルデヒドは水に溶けやすい物質であり、洗濯をすれば95%程度は落ちるといわれています。

 

発がん性物質が見つかった商品はどうすればよい?

SHEIN 発がん性物質 洗濯

先ほど述べたように、検出されたアリルアミンは水に溶けにくい性質があるため、洗濯をしてもなかなか取り除くことができません。

アリルアミンは染料として使用されるものです。

色がついた衣類を一度洗濯をして色が落ちるなんてことはないですよね。

むしろその程度の商品であったらそのほうが問題になってしまいます。

そのため何度も洗濯を繰り返して、身に着けられるレベルまでもっていこうとするのはお勧めできません。

おすすめできないというか、その基準で考えると、身に着けられる頃には色があせていることになります。

発がん性物質の問題以前にそんな色のあせたものを身に着けたいと思いませんよね。

少しでも気になる方は処分してしまう、さほど気にならないという方は一度洗濯をしたのちに使用するくらいでよいかと思います。(なぜそんなことをいうのか、理由は後程言います)

また、こういった問題が過度に気になるようであれば、今後は天然素材の衣類を選ぶのがおすすめです。

オーガニックコットンであれば化学物質の使用が少ないですし、シルクやリネン類もよいでしょう。

服を選ぶ際の参考にしてください!

 

他の会社の製品は発がん性物質が検出されていない?

今回、SHEINの商品から発がん性物質が検出されたことを取り上げていますが、実は「SHEINの商品は危ない」「ほかの会社の商品であれば安心」というわけではありません。

大手の衣料品メーカーでも、「発がん性物質検出ゼロ」を中長期的な目標にしている会社もあるようです。

大手の衣料品メーカーでもなかなかゼロにすることは難しいんですね。

SHEINなどは安価で大量生産を行うファストファッションブランドといわれますが、こういったブランドでは、どうしても安さを追求するため化学物質の使用をなかなか抑えることが難しいようです。

そういったことを考えると、どこの商品でも化学物質は使用されていますのでなかなか安心できないなという思いもありますが、あまり気にしすぎるのもよくないのかなと個人的には思いますね。

これが先ほど「さほど気にならないという方は一度洗濯をしたのちに使用するくらいでよいかと思う」といった理由になります。

 

まとめ

SHEIN 発がん性物質洗濯

今回は「SHEIN発がん性物質は洗濯で落ちる?発がん性物質が見つかった商品はどうすればよい?」というテーマで記事を書いてみました。

今回検出された発がん性物資は、残念ながら染料に用いられるものであるため、洗濯をしても取り除くことは難しいようです。

そのため、気になってしまう方は処分、さほど気にならない方はそのまま使用するのがよいのではないかと思います。

今回、たまたまSHEINの商品を検査したことであかるみになりましたが、私たちが普段使用している衣服からも発がん性物質が絶対に検出されないとはいいきれないでしょう。

それは発がん性物質検出0を大手の衣類販売会社も目標に挙げていることからも推測できます。

何も気にしないというのは危険かもしれませんが、気にしすぎてしまってもよくないので適度に捉え、今後もおしゃれを楽しんでいきましょう!

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