「最近は仕事ばかりだったから週末は自然にふれながらゆっくりしたい。」
「自然の中でリフレッシュしたい。」
そう思っている人も多いはず。
そんなときにおすすめの地域が静岡県にある伊豆半島。
都心から車で2時間あまりとドライブにはもってこいの距離ですよ。
伊豆半島は自然が豊かな地域で、自然を生かした観光が盛んなんです。
そんな自然を生かした観光地である伊豆の有名なジオスポットを紹介していきますね。
Contents
伊豆半島ってどんなところ?
みなさん、伊豆半島ってどんなところかご存じでしょうか?
伊豆半島は静岡県東部にある半島です。
静岡県は金魚の形に表現されることが多いですが、まさにしっぽの部分ですね。
伊豆半島は「世界ジオパーク」に認定されています!
ジオパークとは、地球の活動(噴火など)の痕跡が見られ、学びと楽しさを与える場所のことです。
ジオパークには「日本ジオパーク」と「世界ジオパーク」の2つがありますが、伊豆半島は2018年4月に「世界ジオパーク」に認定されました。
日本国内では、熊本県の阿蘇地域など8地域しか世界ジオパークには認定されておらず、伊豆半島は9か所目の世界ジオパークにあたります。
伊豆半島は世界的に見ても貴重な場所なんです!
伊豆半島おすすめジオスポット5選
ジオパークのなかでもメインの見どころとなる場所を「ジオスポット」といいますが、伊豆半島には素敵なジオスポットがたくさんあるので、1日2日でまわり切るのは難しいかもしれません。
そこで、今回は、数あるジオスポットの中からおすすめの場所を5箇所紹介します。
1日家族と自然を楽しむもよし、恋人と美しい自然を見て思い出を残すのもよし。
今から紹介するジオスポットは子どもからお年寄りまで幅広い年齢層の方におすすめできるスポットですので興味をもった場所にぜひ足を運んでみてくださいね。
1:大室山
伊東市にある大室山は約4,000年前に起こった噴火によってできた山で、伊豆東部火山群の中で最大のスコリア丘です。
大室山の山頂へはリフトを使って登ります。
空に向かって進むリフトは乗っているだけで爽快感があり楽しいですよ。
大室山の標高は580mで、天気がよければ、富士山はもちろん、初島や伊豆大島など、伊豆諸島を見ることができます。(房総半島まで見渡せるとのことでしたが私が行った日は見ることができませんでした・・・)
大室山の山頂には、直径300m、周囲1000m、深さ70mの噴火口跡があり、その周りを周る「お鉢めぐり」は1周20~30分。
大パノラマを見渡しながら楽しむことができるのでおすすめです。
愛犬と一緒に散歩を楽しむ方もいましたね。
私は今年の1月1日に初日の出を見に大室山に登りましたが結構人がたくさんいました。
山頂で見た朝日は格別でした!
みなさんも年明けを美しい伊豆の景色を見てスタートさせるのはどうですか?
また、噴火口の中では初心者でも楽しめるアーチェリー体験ができます。
これにはちょっと驚きでした(笑)
大室山へのアクセスは?
2:竜宮窟
下田市にある竜宮窟は、打ち付ける波の力によって岩の弱い部分が削られてできた「海食洞(かいしょくどう)」であり、直径50mほどの天窓が見られます。
伊豆半島にはいくつか天窓が見られる場所がありますが、竜宮窟の天窓はその中でも最大級の大きさといわれています。
竜宮窟は、遊歩道も整備されており、天窓を下からも上からも見ることができるのが最大の特徴!
到着したらまずは階段を下り、天窓を下から見上げてみましょう。
上から明るい光が差し込み、さわやかな青空を見ることができます。
なんだか空からパワーを貰っているような感覚になるはず。
私は夏が始まる頃に足を運びましたが、ひんやりとしていて気持ちが良かったです。
下からの景色を満喫したら、次は上からのぞいてみましょう。
上から見るとなんと、ハート形に見えるんです!
そのため竜宮窟はカップルに人気のジオスポットといえますね。
カップルで素敵な写真をパシャリ。
いい思い出になること間違いなしです!
また、近くにあるサンドスキー場にもぜひ足を運んでください!
自然に作られたとは思えないような傾斜の付いた砂のスキー場。
傾斜30度、長さ45m、幅100mだそうです。
友達は高校の部活動でサンドスキー場を走らされた思い出があるそうで、思わず笑ってしまいました。
きつそう・・・(笑)
竜宮窟へのアクセスは?
3:堂ヶ島
西伊豆町にある堂ヶ島は人気の観光スポットです。
中でも人気なのは「天窓洞」ですね。
天窓洞は、長い年月をかけて波に削られ、内部の弱い部分が空洞となり天井が崩落したためできました。
おすすめは、この天窓洞の中を周ることができる遊覧船に乗ることです。
大人1700円、子ども850円で乗れる遊覧船は約25分間、堂ヶ島周辺の海を巡り、天窓洞の中まで入ることができます。
洞窟の中に入ると一瞬暗くなるんですが、天窓洞が近づくと上から太陽の光がきらきらと輝き、神秘的な空間でした。
海の青も非常にきれいで言葉を失いました(笑)
冬の時期は風の影響で運行しない日も多いとのことでしたが、堂ヶ島に行った際には絶対に遊覧船に乗ってほしいです!!
また、三四郎島もおすすめスポット。
三四郎島は、海の干満の差により地続きになるトンボロ現象が見られます。
満潮時には歩いて島に行くことはできませんが、干潮時には道が出現。
島まであるいていくことができるようになります。
自然って不思議ですよね。
また、堂ヶ島のある西伊豆町は「夕日日本一の町」をうたっています。
冬の時期は特に夕日がきれいですのでぜひ足を運んでみてくださいね。
天窓洞へのアクセスは?
4:達磨山
達磨山は約100万~50万年前火山の噴火によって作られました。
標高は982mで、ハイキングを楽しむことができる山となっています。
私は近くの金冠山と一緒に登りました。
達磨山の良さは何と言っても360°美しい景色を楽しめること!
駿河湾と富士の眺望は何とも言えない美しさです。
改めて伊豆の自然っていいなと思わされますよ。
金冠山とともに登っても半日もあれば登れてしまうため、登山初心者の方にはぴったりのコースとなっています。
駐車場のある達磨山高原レストハウスで食べる登山後のソフトクリームは最高ですよ!
また、このレストハウスはキャンプもできちゃいますのでアウトドア好きの方は登山とキャンプの2つを一度に満喫できます!
視界を遮るものが少なく、常に美しい景色を楽しみながら登山ができますが、日差しが強い日は注意が必要。
帽子をかぶって登山を楽しんでくださいね。
達磨山へのアクセスは?
5:柿田川湧水群
清水町柿田川の上流に位置する柿田川公園は、お子さんのいるご家族におすすめのスポット。
柿田川を流れる水の約8割は富士山の地下水であり、1日に100万トン以上水が湧いています。
その水がなんとも美しいんです!
柿田川は高知県を流れる四万十川、岐阜県を流れる長良川とならび、「日本三大清流」に数えられています。
豊富な水量・きれいな水質・年間を通して一定の温度(15℃程度)を保つことから、貴重な生態系を作り出します。
柿田川公園は、遊歩道が整備されているため、お散歩をするのにぴったり。
木々に覆われているので、夏場でも涼しく感じます。
水遊びができる場所もあり、私が行くと必ず小さなお子さんがはしゃいで遊んでいます。
また、夏前には蛍も飛び交うのだとか。
川を流れるせせらぎの音、夕闇の中明るく光る蛍、素敵ですね。
柿田川湧水へのアクセスは?
まとめ
伊豆半島には自然を楽しめるスポットがいっぱいあります。
正直1日ふらっと立ち寄るだけではもったいない…
今回は5箇所厳選して紹介しましたが、おすすめスポットはまだまだあるんです。
自然の中で1日過ごすとなんだか気持ちが落ち着きますよね。
「なんだか最近疲れてるな」
と思っている方はぜひ、伊豆半島の素晴らしい自然を満喫してリフレッシュしてくださいね。
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