4年に1度のスポーツの祭典・オリンピックの開催が近づいてきましたね!
今年の夏は日本中が感動の渦に包まれるのではないかと楽しみにしている人も多いことと思います。
オリンピックでは、新たに競技種目として取り入れられるものもあれば、様々な理由から競技種目から外されてしまうものもありますよね。
今回のオリンピックで観戦するのを楽しみにしていたのに、実は今回のオリンピックでは競技として扱われていなかった…なんてことがあったらがっかりですよね。
ということで今回は「パリオリンピックなくなった競技の一覧を紹介!廃止になった理由がなぜかも調査!」というテーマで記事を書いてみましたのでぜひ最後までご覧くださいね!
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パリオリンピックなくなった競技の一覧を紹介!
パリオリンピックは、7月27日(土)に開会式が行われ、8月11日(日)の閉会式まで、計17日間開催され、全32競技329種目において世界中の一流選手が競いあうこととなっています。
IOCでは現在、28の国際競技団体を認定しており、その中には陸上や水泳、テニスや卓球などがあり、オリンピックでも毎回盛り上がりを見せていますよね。
これまでは五輪憲章において、競技種目は28種目までという上限が設けられていたのですが、2014年の総会を経て上限が撤廃。
それにより、開催都市が自ら実施したい競技を提案できる形となりました。
そのため、実施競技の変更が今後は各オリンピックにおいて激しくなっていくのかもしれませんね。
前置きが長くなってしまいましたが、今回のパリオリンピックにおいて競技として認められなかったのは、野球・ソフトボール・空手の3種目です。
この3種目がオリンピックの競技種目から外されてしまった理由は後程解説します。
日本において野球は人気スポーツの1つですし、東京オリンピックでも盛り上がりを見せた協議でもあるため個人的には残念です…
過去にはこんな種目もあった?
毎回実施種目に変更のあるオリンピックにおいて、過去、競技種目として扱われていたが、現在は行われていないものにはどのようなものがあったのか気になり調べてみました。
まず、面白かったのが、過去「綱引き」がオリンピック種目として扱われていたということです。
綱引きといえば運動会の定番種目であり、なかなかに盛り上がるものですが、まさか世界的なスポーツの祭典であるオリンピックでも開催されていたのは驚きですね。
綱引きは1900年のパリオリンピックから1920年のアントワープオリンピックまで競技種目となっていたようですが、なかなかに盛り上がりを見せていたようです。
また、現在、陸上競技の走り幅跳びや走り高跳びは人気競技となっていますが、過去のオリンピックでは「立ち幅跳び」も種目のひとつとなっていたようです。
立ち幅跳びといえば小中学校の体力テストで行った記憶がありますし、だれもが知るものですが、正直盛り上がりには欠けたのではないかと個人的に思ってしまいました(笑)
また、立幅幅跳びだけでなく「立ち高跳び」といったものもあったようですが、こちらも1900年のパリオリンピックからスタートしたようです。
1900年に開催されたパリオリンピックではなかなか面白い競技が行われていたんですね。
そのほかにも「熱気球レース」「鳩射撃」「綱登り」なども実施競技だったようです。
さらにさらに、現在はオリンピックといえばスポーツの祭典ですが、1912年のストックホルムオリンピックから1948年のロンドンオリンピックでは絵画・音楽・彫刻・文学・建築といった芸術分野もオリンピックにおいて競われていたようです。
なんだか今のオリンピックのイメージとはかけ離れていますね。
パリオリンピックなくなった競技の廃止理由は何?
先ほど2024年開催のパリオリンピックにおいて野球・ソフトボール・空手の3種目が競技としてなくなってしまったことをお伝えしましたが、この3種目がなくなってしまった理由は一体何なのでしょうか。
野球に関して言えば、パリオリンピックの次に開催されるロサンゼルスオリンピックでは再び競技種目として認められているようです。
今回、3種目がはずされてしまった理由を解説してきますね!
野球がはずされてしまった理由
そもそもオリンピックにおいて野球は正式種目として扱われていません。
以前は1984年~2008年まで7大会連続で開催されており、正式種目だったのですが、2012年のロンドンオリンピックから正式種目から外れてしまいました。
日本では昔から野球が人気を集めていますが、世界的に見れば、野球人口は決して多いわけではなく、むしろマイナースポーツであるとも言われています。
野球の国際連盟には124の国と地域が参加をしていますが、それに対して競技人口が少ないのです。
世界的に見ればマイナースポーツであるため、オリンピック種目として開催するにあたり球場がない国もあります。
そのため、オリンピックを開催するにあたり、新たに球場を建設する必要が出てきてしまい、開催国にとって大きな赤字が出てしまうなんてこともあるようです。
実際、今回オリンピックが開かれるフランスでは野球はさほど人気のあるスポーツではなく、球場もないようです。
そのため開催国フランスはオリンピック種目として野球を選ばなかったのです!
ソフトボールがはずされてしまった理由
ソフトボールがオリンピック種目として認められなかった理由は野球と同じでしょう。
女子のソフトボールといえば上野投手のピッチングが今でも印象に残っていますが、東京オリンピックにおいてソフトボールに出場した国はわずか6か国のみでした。
これでは国際的なスポーツの大会の種目とは認めがたいものがありますね。
野球同様、開催国フランスではソフトボールが盛んではありませんので今回、競技種目として認められませんでした。
空手がはずされてしまった理由
空手がオリンピック種目から外されてしまった正式な理由はわかりませんでした。
ちなみにオリンピックにおいて空手が競技種目となったのは前回大会である東京オリンピックだけのようです。
競技種目になっていない大きな理由の一つには地域性の問題があるのだと思います。
現在空手の競技人口は増えているようですが、地域は限定されています。
また、空手はルールがわかりにくく、勝敗がつくタイミングで素人では何が決め手だったのかわからないということがあります。
そのためなかなか盛り上がることができずに終わってしまうなんてことありますよね…
そういったことが理由に挙げられるのではないかと考えられます。
パリオリンピックで新たに追加される競技は?
今回は3種目がなくなってしまったのですが、新たに追加され、期待を寄せられている種目もあります!
今回のパリオリンピックにおいて新たに追加されるのはブレイキン・スポーツクライミング・サーフィン・スケートボードの4種目があります。
特に注目されているのはブレイキンではないでしょうか。
ブレイキンは、1970年代の米国ニューヨーク・サウスブロンクス地区が発祥のストリートダンスであり、「ブレイクダンス」の別名でも知られているようです。
ブレイキンは1対1、または2対2のメンバーで構成されるチームでダンスの優劣を競いあいます。
一般的なダンスと異なるのは、音楽を担当するDJや、司会を担当するMCがいることです。
音楽を担当するDJが曲を選定しますので、選手は事前にその音楽を聴くことができず、本番、流れた音楽に合わせて即興で踊ることが求められるのです。
素人からしたらなんと恐ろしい競技なんだと思ってしまいますね。
今回のパリオリンピックでは男女それぞれ16人の選手が1対1で競いあうという形式になっているようです。
ちなみに、日本から出場する4選手は、世界的にも高い技術をもっており注目されているようです。
オリンピックを経て、日本でもブレイキンブームが巻き起こるかもしれませんね!
ブレイキンは8月9日・10日に開催される予定のようです。
まとめ
今回は「パリオリンピックなくなった競技の一覧を紹介!廃止になった理由がなぜかも調査!」というテーマで記事を書いてみました。
パリオリンピックでは野球・ソフトボール・空手の3種目がなくなってしまいました。
個人的に野球は好きなスポーツだったので残念ですが、次の大会では開催されるということで楽しみにしておきたいと思います。
今回のパリオリンピックでは新種目もあり、特にブレイキンは注目を集めているようですのでぜひ皆さんも一度ご覧になってみてはどうでしょうか。
17日間のオリンピックに国民が釘付けになることは間違いないでしょう!
精一杯戦う選手の皆さんを応援しましょう!
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