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カブトムシやクワガタなどを室内で飼育しているときの問題点として大量のコバエの発生がありますよね。
カブトムシを飼ったことのある人であれば一度は苦しめられた経験があるのではないでしょうか。
あんなに大量のコバエは一体どこからきているのでしょうか?
また、カブトムシには影響がないのかも心配ですので鬱陶しいコバエを駆除する方法があるならば知りたいですよね。
ということで今回は「カブトムシのケースにコバエはどこから来る?与える影響と駆除する対策を紹介!」というテーマで記事を書いてみましたのでぜひ最後までご覧くださいね。
Contents
カブトムシのケースにコバエはどこから来る?
知らず知らずのうちに発生しているコバエは一体どこからきているのでしょうか。
カブトムシのケースに集まるコバエはキノコバエやショウジョウバエだと考えられますが、発生源はケースの中の昆虫マットが考えられます。
昆虫マットの中にコバエの卵が混入しており、その卵がふ化することによって大量のコバエが湧いてくるのです。
市販の昆虫マットにもコバエの卵が混入している可能性は全然ありますので油断できません。
未開封の昆虫マットなのにコバエが発生していたなんてこともあるようです。
また、ケースの中には甘い昆虫ゼリーもありますのでコバエが好む環境ですよね。
外から入ってくる可能性も大いにあるでしょう。
一度入ったコバエの繁殖力は驚くほど高くなっているんです…
驚くべきコバエの繁殖力
カブトムシのケースに集まるのは、キノコバエとショウジョウバエだと紹介しました。
コバエも生存していくために餌を求めており、好みの餌のにおいを嗅ぎつけるとそこに集まってきます。
そしてその場が好みの場所とわかると卵を産み付けていくのです。
キノコバエの体長は1~2mmほどであり、昆虫マットを好みます。
そのため、カブトムシの幼虫を飼育している際によくみられるコバエはキノコバエの可能性が高いです。
成虫の寿命は4~10日間と短いのですが、その期間に60~80個もの卵を産み、卵は3日程度でふ化するため、数日の間にかなり繁殖するということになります。
ショウジョウバエの成虫は2~2.5mmほどであり、薄茶色をしていて、昆虫ゼリーや果物などを好みます。
そのため、成虫を飼育している際に群がっているのはショウジョウバエの可能性が高いでしょう。
メスは羽化してから3日程度で産卵を始め、生存期間である30日ほどで約500個もの卵を産みます。
気温が30℃を超え、湿度が70%程度になると大繁殖するため、夏の時期は大いに注意が必要です。
カブトムシにコバエが与える影響と駆除する対策を紹介!
大量発生したコバエを見ると、カブトムシに害が生じるのではないかと心配になりますよね。
衛生的とは言えませんし、コバエのせいで大切に育てていたカブトムシに何かあったら大変!
次に大量のコバエがカブトムシに与える悪い影響について説明していきますね。
コバエが発生するデメリットは?
大量のコバエを見るとカブトムシがかわいそうに思えてきますが、カブトムシの成虫に関してはさほど心配しすぎる必要はないようです。
ただ、カブトムシの幼虫を飼育している際に発生するコバエには要注意!
コバエは、昆虫マットの栄養分を餌としているため、昆虫マットの栄養価が損なわれ、幼虫の成長を妨げる恐れがあるからです。
土の栄養は見た目では判断できませんから、知らず知らずのうちに幼虫が栄養を取ることができず、弱ってしまうかもしれません。
また、そもそもにおいて、大量のコバエが与えるデメリットは我々飼育者側に大きいものですよね。
大切に育てているカブトムシのケースに大量のコバエが発生して気持ちがよくなる人はいないでしょう。
見た目もよくありませんし家の中にコバエがいるわけですから衛生的でもありません。
家の中にコバエが発生していいるのは何とも防ぎたいことですね。
コバエがでてしまったらどうすればよい?
それではコバエが発生してしまったらどのように対応するのがよいのでしょうか。
殺虫剤など市販のものも売っていますし、その他解決策はいくつかあるのでしょうが、おすすめの対策方法が知りたいですよね。
今回はおすすめ対策とおすすめの商品を紹介していきます!
殺虫剤を使用する
やはり一番のおすすめは殺虫剤です。
おすすめというかこれは誰もが使用を考えますよね。
噴霧するタイプのものが一般的ですが飼育しているカブトムシへの影響も心配ですので「電撃殺虫」という光に反応して集まるコバエを電撃で退治できるものもおすすめです。
また、飼育ケースの横にコバエホイホイを置いておくというシンプルな対策をされている方も多いでしょう。
コバエの侵入防止シートを使用する
カブトムシの餌に与えているゼリーの甘い香りを求めてコバエが外から侵入するケースもありますので、外から入ってこようとするコバエの侵入を防がなければいけません。
そこで役に立つのが「コバエの侵入防止シート」です。商品の名前の通りですね!
よく虫かごにシートを取り付けているものを目にしたことがあるでしょう。
また、シートをかける以外にも、「コバエシャッター」といって、そもそも外からコバエ等が入ってこれないように設計された虫かごもあります。シートを変えたりするのがめんどくさい、虫かごを開け閉めする際にシートが邪魔と感じる方は虫かごから変えてしまうのがおすすめです。
昆虫マットを変える
昆虫マットからコバエが発生しているケースが多いため、昆虫マットの変更は根本の解決につながります。
ネット上には購入した昆虫マットを「直射日光に当てて熱で発生源を抑える」「一度昆虫マットを凍らせてから使用する」といったことも書かれていましたが、なかなか大変ですよね。
食品を入れる冷凍庫に昆虫マットを入れるのもなんだか嫌ですよね。
市販されている昆虫マットには「雑虫の混入なし」をうたっているものもあります。
そういった昆虫マットを探し、使用するのが簡単です。
その中でも、マットは針葉樹マットがおすすめです!
ただ、高価なマットを購入したからといって100%混入していないとは言い切れませんのでその点は承知しておくと万が一の際に慌てずに済むでしょう。
コバエ対策でNGなことは?
コバエ対策でやってはいけないことを説明しておきますね。
誤った対策で肝心なカブトムシまで弱らせてしまってはもともこもありませんからね!
まず、スプレー式の殺虫剤を使用する際には注意が必要です。
殺虫剤はコバエ対策に効果てきめんなのですが、効果が大きいがゆえにカブトムシにも影響を及ぼしてしまう恐れがあります。
スプレーを使用する際にはカブトムシやカブトムシを飼育している昆虫マット、ケースの内側にかかることのないようにしなければいけません。
コバエを何とかしたいという強い思いからどうしてもカブトムシの存在を二の次に考えてしまう方も多いようです。
特に子供が飼育しているカブトムシのケースに発生するコバエにやきもきしている保護者の方は要注意です!
まとめ
今回は「カブトムシのケースにコバエはどこから来る?与える影響と駆除する対策を紹介!」というテーマで記事を書いてみました。
カブトムシのケースに来るコバエは昆虫マットから発生している可能性と、餌の甘いにおいを求めて外から侵入している可能性の2つが考えられます。
室内での昆虫の飼育はどうしてもコバエなど小さな虫との闘いですが、その中でもおすすめの商品をいくつか紹介してみました。
すべて使う必要はないと思いますが、気になるものがあればぜひお店で探し見てくださいね!
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